| 商品名 | カプセルQミュージアム 佐藤邦雄の動物たち「トイレの時間」 |
|---|---|
| 発売元 | 株式会社海洋堂 |
| 発売時期 | 2021年3月中旬 |
| 価格(税込) | 400円 |
| 種類数 | 全4種類 |
| ラインナップ | ・ウサギ ・ライオン ・カメレオン ・カバ |
| サイズ(高さ) | 約3～5cm |
| 対象年齢 | 15才以上 |
鉄道・ミリタリー・フィギュアといった模型業界では世界屈指の水準を誇る「株式会社 海洋堂」
そんな海洋堂さんでは、リリース頻度はそこまで多くないですが「カプセルQ」「カプセルONE」シリーズを含むカプセルトイ商品も発売されています。
今回は、動物を擬人化した作品でおなじみの佐藤邦雄氏とのコラボ商品となっていて、動物たちが便器で用を足す様子がフィギュア化されました！
カプセルQミュージアム 佐藤邦雄の動物たち「トイレの時間」開封レビュー
今回はセット商品を注文したのでカプセルは付いてきませんでしたが、店頭に並ぶカプセルトイとしては帯付きの緑色カプセルに入っています。
各ラインナップを見てもらっても分かるとおり、種類によってサイズ感にかなり差があります。
ミニブックは豪華両面フルカラーとなっていて、表面にはこのキャラクターたちの作者である佐藤邦雄さんからのメッセージが書かれています。
こちらのイラストは、今回のフィギュア企画のための佐藤邦雄さんによる完全新規描き下ろしとのこと！
裏面には、そのイラストをもとにフィギュア化された各商品を並べたイメージが印刷されています。
ちなみに海洋堂さんでは原型制作された方のお名前を記されることが多く、本商品の原型制作は「松本栄一郎」さんとなっています。
ウサギ
まずは、今回のラインナップの中では平均的なサイズ感とも言える「ウサギ」からご紹介させてもらいます。
今回のランナップでは、全てこのように4つに仕切られたビニール袋にパーツが入っています。
内容物としては、床・壁(トイレットペーパー付き)・洋式便器・動物フィギュアの4点となっています。
しっかりとトイレットペーパーが立体的な造形で、色分けもしっかりされているのが分かると思います。
こちらの3点（床・壁・洋式便器）は全てのラインナップで共通のパーツとなります。
それぞれのパーツがジョイントできるように凹凸があり、それぞれ形に合う場所に挿し込んで固定させる作りになっていました（便器部分の取り付けが少し硬かったです）
ただ、動物の種類によってはジョイントさせる箇所が異なるため、動物を固定させるための凹凸が一部差異があります。
全てのパーツを組み立てると、このように立体的な洋式トイレが完成します。
便座の前部分に突起物が付いていますが、ウサギの場合はここにジョイントさせることで便座にしっかりと座らせる構造になっています。
ウサギを乗せた完成形がこちらになります。
どことなくおすまし顔のうさぎの表情がとっても可愛いです。
正面から見るとこのような感じ。
壁に掛かったトイレットペーパーと便器の立体感が感じてもらえるのではないでしょうか。
こういう三次元的に楽しめるガチャは飾って楽しめるのがいいですね！
ライオン
続いて、先ほどの小動物と比べるとかなりサイズが大きくなる「ライオン」
基本的なパーツ構成は先ほどのウサギと同じなのですが、便器パーツと一緒に白い保護材に包まれたものがありました。
「まさかトイレットペーパー!?」と一瞬思いつつも、中身を開けてみました。
開けてみると、中にはライオンの尻尾パーツが入っていました！細くて壊れやすいパーツなので丁寧に保護されていたのですね。
一体型の造形ではなく、別パーツにするあたりに造形へのこだわりが見られます。
先ほどのウサギとは違い、ライオンは体のサイズが大きいこともあってか足裏と床をジョイントさせる作りになっていました。
そのため、こちらのラインナップの場合は床に突起が2か所付いています。
ジョイントさせた完成形がこちらになります。
ライオンの表情が非常に険しく、おそらく大きい方を踏ん張っているのではないかと推察されます。
正面から見るとこのような感じ。
鬣(たてがみ)があるので明白ではありますが、大事なところをよーく目を凝らしてみてもこのライオンがオスであることがよく分かります（笑）
カメレオン
今回のラインナップの中で、もっとも小さいサイズの「カメレオン」です。
こうやってパーツを並べてみると、カメレオンが便器とほぼ同じサイズということでその小ささが分かると思います。
床・壁・便器を組み合わせてみました。
カメレオンが非常に小さいこともあり、こちらは便器の上に足を乗っける構造になっています。
便座側に凹みがあり、カメレオンの足の裏に小さな突起が付いています。
カメレオンを便座の上に乗せてみました。
サイズは小さいですが、全身の緑色の発色が良く可愛いです。
横から見ると、さらにこのカメレオンのコンパクト感が分かると思います。
トイレ中というよりは便座の上に立って休憩しているようにも見えますが、じっと眺めていると不思議と何かを排出しているような錯覚を覚えませんか？
カバ
最後は、もっともビッグサイズなフィギュアの「カバ」をご紹介します。
先ほどのカメレオンが便器と同じサイズだったのに対して、カバは便器の何倍ものビックサイズになっています（体積で言えば2倍どころではないですね）
カベもライオンと同様に、サイズが大きいためか床にジョイントする構造になっています。
ちょこんと飛び出たしっぽが可愛いです。
カバを便座に座らせてみましたが、壁を余裕で超えました。完全に丸見えです（笑）
手に持ってみると非常にズッシリと重く、造形だけでなく塗装も丁寧でお得感のあるビッグサイズフィギュアとなっています。
前足を胸のあたりで揃えていて、どことなくおすまし顔をしているように感じます。
体が大きすぎて、便座がほとんど見えないのがカバらしくて面白いですね。
カプセルQミュージアム 佐藤邦雄の動物たち「トイレの時間」サイズ感
今回の商品ですが、床と壁を外して便器と動物フィギュアだけでも飾れるような仕様になっています。
その状態で各ラインナップとのサイズ感を比較してみました。
もっとも大きいカバは高さが約5cm、もっとも小さいカメレオンは便座に乗っている状態でも約2.5cmと倍ほどの差があります。
こうやって見ると、カバのお得感が際立ちますね。
最後に、全て組み立てた状態でそれぞれ前後左右のショットをご紹介します。
きっちり横に並べて飾ることができるのが面白いですよね。
ただ、全員が同じ方向を向いた状態で並べるのはできませんでした。あくまで、横に並べるのを想定されたラインナップとなっています。
カプセルQミュージアム 佐藤邦雄の動物たち「トイレの時間」感想・まとめ
動物フィギュアはカプセルトイの中でも定番とも言える題材なので、これまで数えきれないほどの商品が発売されてきました。
しかし本商品は、トイレのセットが付いている上に便座に座っている動物フィギュアという希少・貴重なカプセルトイだと私は思います。
その上、海洋堂さんの原型制作というクオリティの高さもあり、完成度も高くておすすめです！
| 商品名 | カプセルQミュージアム 佐藤邦雄の動物たち「トイレの時間」 |
|---|---|
| 発売元 | 株式会社海洋堂 |
| 発売時期 | 2021年3月中旬 |
| 価格(税込) | 400円 |
| 種類数 | 全4種類 |
| ラインナップ | ・ウサギ ・ライオン ・カメレオン ・カバ |
| サイズ(高さ) | 約3～5cm |
| 対象年齢 | 15才以上 |
先日レビューした「浅草フィギュアみやげ / MINIATURE JAPAN」も、発売元はケンエレファントさんですが造形企画制作は海洋堂さんが担当されています。
建物・景色をミニチュア化した精巧なジオラマフィギュアとなっていますので、もし興味があれば併せてご覧ください！
