商品名 | SAKE ミニチュアコレクション 兵庫 灘五郷 (なだごごう) 大関編 |
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発売元 | 株式会社ケンエレファント |
発売時期 | 2021年1月中旬 |
価格(税込) | 400円 |
種類数 | 全5種類 |
ラインナップ | ・上撰 金冠ワンカップ/ホテイフーズ やきとりたれ味 ・徳利/猪口/佃煮 ・上撰 金冠一升瓶/グラス ・上撰 金冠菰冠木樽詰/枡 ・樽廻船 |
サイズ(高さ) | 約0.65~5.5cm |
対象年齢 | 15才以上 |
精巧なミニチュアフィギュアを作ることで注目を浴びているカプセルトイメーカー「株式会社ケンエレファント」
そんなケンエレファントさんのお酒をテーマにしたミニチュアコレクション第二弾となる「兵庫 灘五郷 (なだごごう) 大関編」が登場しました。
日本酒が大好きな吞兵衛(のんべえ)さんにはたまらない、お馴染みの日本酒たちをいつでも手元に置いて楽しむことができます。
「SAKE ミニチュアコレクション 兵庫 灘五郷 (なだごごう) 大関編 」開封レビュー
今回はセット商品を注文したのでカプセルはありませんでしたが、カプセルトイとしては黒いカプセルに入っています。
本商品は、小物が多いので大きかったり小さかったりとかなりバラツキがあるラインナップとなっています。
ケンエレファントさんのカプセルトイは、ミニブックにこだわりがかなり見られるのが特徴と言えます。
本商品の場合は3つ折りで両面フルカラーと豪華!
表紙側は黒を基調にされていて、「大関株式会社」の企業説明と兵庫県と酒どころに関する説明が記載されています。
裏側は各ラインナップの説明が非常に丁寧に記載されています。
じっくり読んでみると意外なうんちくを発見できるので、結構面白いです。
また、外国人観光客を想定してか英語での説明もしっかり記載されています。確かに海外の方へのお土産にもちょうど良さそうです。
上撰 金冠ワンカップ/ホテイフーズ やきとりたれ味
日本酒に「いつでも、どこでも」という携帯性を持たせた、カップ酒のパイオニアとも言える「ワンカップ」
ちなみに、「ワンカップ」は一般名称ではなく大関株式会社の登録商標だということをご存じでしたでしょうか(ミニブックに記載されています)
そんなワンカップと、缶詰のおつまみとしてこちらも人気の「ホテイフーズ やきとりたれ味」がセットになっています。
これらを付属のボールチェーンで繋げると、このようになります。
ワンカップとホテイフーズのやきとり、まさに吞兵衛にとっての最強コンビとも言える組み合わせ!
こんなアクセサリーを鞄にぶら下げていたら、確実に酒好きだと思われそうです(笑)
ワンカップは透明の瓶に見えるような造形となっていて、正面の青いラベルが印象的です。
「SAKE One Cup OZEKI」の文字が目立ちますが、その横には非常に細かく文字がバッチリ書かれています。虫眼鏡でないと読めないほど精巧です。
蓋部分も忠実に再現していて、うっかり蓋を開けたくなりそうなルックスをしています。
ホテイフーズの缶詰も精巧にフィギュア化されており、上部だけでなく横ラベルも綺麗に印刷されています。
特に蓋の部分の凹凸は本物に近い造形で、その凹凸面にもしっかり文字が印刷されているのには驚かされました。
今回レビューにあたってじっくり観察しましたが、よくこんな小さいな文字をちゃんと印刷できるなと感心しっぱなしでした!
徳利/猪口/佃煮
カップ酒で手軽に飲める日本酒もよいですが、やはり日本酒と言えば徳利で注いで御猪口で飲むのが伝統といえます。
本商品では「徳利(とっくり)」と「猪口(ちょこ)」、さらにおつまみとしてぴったりな「牡蠣の佃煮」が付いてきます。
この徳利と猪口には、日本の伝統文様である矢羽根が青色でデザインされています。
徳利の正面には”大関“の文字が描かれています。
さらにはこちらの御猪口。
芸が細かく、器の底に”大関”としっかり文字が描かれているんです。
細かいミニチュアにも関わらず細かい細工がされているあたり、さすがとしか言いようがありません!
上撰 金冠一升瓶/グラス
日本酒と言えば一升瓶。そんな大関の一升瓶とグラスがセットになったこちらのカプセルトイ。
細かい付属品が多いケンエレファントさんだけあって、一升瓶だけでなくグラスもセットになっているあたりがにくいですね。
大関の企業ロゴ、通称「綱マーク」をラベルにデザインした定番酒がフィギュア化されています。
茶色がかった大きい瓶に、シール状のラベルが貼られています。
裏面のラベル部分は印刷なのですが、残念ながらこちらは文字が少し潰れ気味でした。
それでも再現度は充分だと感じました!
上撰 金冠菰冠木樽詰/枡
めでたい席や場でよく見かける、日本酒の樽詰め。
酒樽の上部のフタの部分を木槌で叩いて取り外し、酒を酌み交わすことを俗に「鏡開き」と言います。
私も実物をお目に掛かったことはあまりないのですが、そんな樽詰めと升がセットでミニチュア化されています。
“大関”と大きく描かれたこの樽詰めは、持つとしっかりとした重量感を感じることができます。
菰(こも)と呼ばれるイネ科マコモ属の多年草で覆われているのですが、その雰囲気や縄目がよく再現されています。
升と一緒に並べることで、どことなくめでたい雰囲気が醸し出てくる気がします。
樽廻船
最後は、灘五郷から江戸に酒を運んだ船「樽廻船」がミニチュアフィギュア化されています。
パーツが多く、船体・帆・土台・旗×2という部品構成になっています。
パーツをそれぞれ組み合わせるとこんな感じ。
なぜこの「樽廻船」が今回の大関編で組み込まれたのかというと、当時は今津の港から樽廻船で江戸まで海路を利用して運ばれていたそうなんです。
海路のほうが陸路よりもはるかに良い鮮度が保たれていたそうで、「灘の下り酒」として人気だったそうです。
前作「SAKE ミニチュアコレクション 京都 月桂冠編」との比較
今回レビューした「兵庫 灘五郷 大関編」は全5種なのですが、前作の「京都 月桂冠編」は全6種と1種類多いラインナップでした。
大関編ではブランド商品以外では”樽廻船”の1つに対して、月桂冠編では”内蔵酒造場”・”杉玉”・”野球小僧看板”の3つとなっています。
共通点として、「一升瓶」「酒樽」はそれぞれのブランドのものがミニチュアフィギュア化されています。
一升瓶はそれぞれこのような差になっています。
大関編では透明なグラスが付いていますが、月桂冠編では升(マス)と御猪口が付いています。
酒樽はそれぞれこのようになっています。
同じ酒樽でも、それぞれブランドの特徴のようなものが見えてきて面白いですね。
ちなみに大関編では酒樽の方に升(マス)が付いてきます。
お酒商品以外で立体化されたもの以外で、それぞれもっとも大きいフィギュアがこちらになります。
大関編では「樽廻船」、月桂冠編では「内蔵酒造場」ということで月桂冠の酒蔵群が立体化されています。
こうやって並べてみると、どちらも味わいがあって良いですね。
「SAKE ミニチュアコレクション 兵庫 灘五郷 大関編」感想・まとめ
今回のラインナップを見ると、「ワンカップ大関」「徳利&猪口」「大関の一升瓶」「大関の樽詰め」と日本酒アイテムのオンパレードになっています(「樽廻船」だけ少し系統が違いますが)
ケンエレファントさんならではの小物が充実しているあたり、日本酒好きであればたまらないラインナップだと感じました。
これだけ精巧に作られて小物も付いてきて、1つ400円はコスパ充分だと思います!
お酒が好きな方であれば、全て当たりと言っても過言ではないカプセルトイとなっています。
商品名 | SAKE ミニチュアコレクション 兵庫 灘五郷 (なだごごう) 大関編 |
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発売元 | 株式会社ケンエレファント |
発売時期 | 2021年1月中旬 |
価格(税込) | 400円 |
種類数 | 全5種類 |
ラインナップ | ・上撰 金冠ワンカップ/ホテイフーズ やきとりたれ味 ・徳利/猪口/佃煮 ・上撰 金冠一升瓶/グラス ・上撰 金冠菰冠木樽詰/枡 ・樽廻船 |
サイズ(高さ) | 約0.65~5.5cm |
対象年齢 | 15才以上 |